2025年秋期講座を公開しました

工業製品を美術品っぽく眺める

講座名
工業製品を美術品っぽく眺める
講座サブタイトル
藤田館長の目と頭を覗いてみよう
講座概要
「美術品」と「工業製品」。多くの場合、この2つは真逆のものとして語られています。たとえば、「この茶碗、工業製品にはない味がある」「工業製品にはない、唯一無二のもの」のように。でも、身の回りは工業製品で溢れかえっていますよね。私は子どもの頃から車が大好きです。腕時計も好きです。スニーカーも好きです。デニムも好きです。iPhoneもカメラも好きです。これらは全て工業製品です。では工業製品なら何でも好きか?というと、そんな訳はありません。そこには好きになる理由やポイントがあります。そのポイントは人によって違いますし、違っていて当たり前です。では……美術館で館長をしていて、普段からアートだらけの環境にいる人は、どうやって工業製品を見ていおり、何をポイントに「カッコいい」だの「イケてる」だの言っているのでしょうか。今回は、私の目と頭を少しだけ覗いてみてください。色々な角度から工業製品を見れるようになって、眼に入るもの全てが楽しくなる……かも知れません。
講座日時
2026-01-07 19:00:00

この講座は「ベーシック講座」です。

各講座の定員は15名(テーブル席10名、補助席5名)です。講座の内容によっては定員を増減する場合もありますが、早めにお申し込みください。

講師

藤田 清
講師概要
1978年、藤田傳三郎から数えて5代目にあたる藤田家五男として神戸に生まれる。大学卒業後、2002年に藤田美術館へ。2013年に館長就任。2022年に藤田美術館のリニューアルを手掛ける。美術館ではたらくことをきっかけに、歴史や文化、美術品を学び、その面白さを伝えるため、美術館や展覧会、茶会、プロダクトの企画などを行っている。
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